【助成金申請 】

(ご相談内容)

                                                         

警備業を営んでいるA社様より、従業員の新規採用が思うようにできずその対策としてLINE統合アプリの導入を検討しているが、LINE統合アプリの構築費が高額で何か助成金を活用することができないかとの相談を受けた。

(ご提案・内容)

 

「働き方改革推進支援助成金」労働時間短縮・年休促進コースの活用を提案しました。この助成金は7つの助成対象となる取組が掲げられ、そのなかの一つに”労働能率の増進に資する設備・機器などの導入”となる取組が明記されていました。これがA社様が導入検討されているLINE構築アプリが該当すると考えました。                     さらにこの助成金の対象となる取組の中に”就業規則・労使協定等の作成・変更”も明記されていて、またこの助成金の成果目標として”年次有給休暇の計画的付与制度の導入”と”時間単位の年次有給休暇制度の導入”が明記されていました。そこで、A社様に対してこの2つの制度の導入、及びA社様は就業規則を作成していませんでしたので就業規則の作成を合わせて提案しました。

(ご提案結果)

 

A社様はLINEアプリの構築費は約70万円、就業規則・労使協定書の作成・提出の委託費は約10万円で、計80万円程要しましたが、助成額が65万円程あり、計15万円の出費で済みました。                                                    

今後の効果として、LINE統合アプリの導入による採用業務の効率化とともに、A社様に相応しい社員をより多く採用することができるようになること、および、就業規則の制定とともに年次有給休暇の計画的付与制度と時間単位年休の導入により、社員の働く環境が良くなり、離職率の低下、就業意欲の向上につながり、A社様の発展に寄与していくことが期待されます。