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高齢者施設で思ったこと

私の母親が、9月3日にS状結腸捻転で1年ほど入所していた老人保健施設から病院に救急搬送されてから3週間ほどし、無事、9月26日に退院することになりました。今まで入所していた老人保健施設は退所となり、新たに別の施設に入所することになるのですが、そこは、グループホームで認知症の人が入る施設です。こういった高齢者施設に関して、私は今まで全く知らなく、どこまで介助・介護をしてくれるのか不安でしたが、説明をきくと、トイレ、入浴の介助、食事、洗濯とすべて施設の中でやっていただけるとの事で、非常にありがたいなと思いました。まだ、最初の老人保健施設のみしかわかりませんが、福祉士、介護士、看護師、いずれも私が母親の介助・介護するうえでお願いした点を、真剣に聞いていただき、丁寧に、優しく対応してもらったことには感謝しています。特に母親の88歳の誕生日には外へ鰻を食べに連れてっていってくれたことは母もとても喜んでおり、私も安心感を覚えました。今度の施設は少人数のグループでどのような対応かはわかりませんが、きっと同様だと思っております。

ところで高齢化社会になり、介護人員がこれからどんどんと必要となってくると思いますが、介護職はきつく、しかも低賃金で希望者もすくなく、しかも離職率が高いといわれています。私も介護の実情をみたら、たしかに仕事はきつく、たとえ賃金が高くても私にはとても務まらないないと感じました。低賃金となればなおさらです。こうした実情をみて、社労士としてやらなければならないのは、福祉士、介護士の勤務時間の管理をますます徹底して、最適な勤務シフト行えるようにし、長時間労働の是正、残業代不払いをなくしていくこと、さらには、専門資格取得を奨励する教育訓練制度、能力に応じた昇格昇進制度を作っていき働き甲斐のある職場を作っていくことを支援していくことではないかと感じました。

最後に介護に携わるという人たちには感謝しており、必要不可欠な人材かと思います。介護職場が楽しく生き生きとして働けるようになればと思っています。